巨人で173勝挙げながらも、引退勧告され、それを拒否してアメリカに渡った桑田真澄が大健闘している。
本来、メジャーリーグ実績がない39歳がマイナー契約をしたところで、メジャーリーグに上がれる確率は限りなくゼロである。先が短いベテランより、若手を優先するためである。かつて同じように日本での仕事場を失い、メジャーリーグに現役続行の活路を求めた江夏豊は、若手優先策のため、キャンプで解雇され、そのまま引退した。桑田はキャンプで捻挫し、戦線離脱に追い込まれた。ここで解雇されても仕方がなかったのである。
しかし幸運だったのは、パイレーツのトレーシー監督が現役時代大洋の選手で、日本野球に理解があったことだ。さらにドジャース監督時代に、野茂や石井をローテーションに起用していた。そんな背景があり、トレーシー監督は日本で実績がある桑田を高く評価していた。
そして敗戦処理ながら、メジャーリーグに昇格した。安定感がある投球内容については、報道の通り。ここをPCでごらんのみなさまには「MAJOR JP」というサイトをお勧めします。動画で桑田投手の投球を確認できます。
今後の桑田に注目していきたい。桑田の投球と発言には、我々も学べる何かがありそうだ。